3S導入企業様インタビュー02

お客様の声 髙田 昌佐己 様

現状で満足をしてた人に「良くしていきたい」という改善意識が出てきて、次々アイデアが生まれるなど、そういう気づく力がどんどん付いてきました。 それが組織を成長させて、「気づく集団」になってきている。 それが一番の成果です。

有限会社 高産

代表取締役 髙田 昌佐己 様

株式会社高産高田昌佐己様

高産さんは3S活動を始めて3年目になりますが、最初に3S活動を取り入れたきっかけや目的はなんですか?

きっかけは、ある3Sで有名な企業の工場見学に行かせて頂いたことです。そこの会社さんは3Sを徹底的にされているところで、どこを見渡しても効率・安全・快適さを追及されていて、本当に素晴らしい職場でした。 さらに素晴らしいなと思ったのは、工場見学の案内をされていた社員さんが、3S活動を通して自主性を発揮されて、とてもいきいきと働かれていらっしゃったこと。
そこの社長は「3Sは社員教育のツールとしても、とても有効だ」とおっしゃっていました。 弊社でもこの3S活動を取り入れるにあたり、業務の効率化とか、職場の安全化・快適化のためという目的ももちろんありましたが、この3S活動を通して社員が成長して、働き甲斐を持ってもらうということを第一の目的にしようと思い始めました。

3S・5S活動は、スマイルシステムサポートがサポートする以前から自社でも行っていたんですか?

はい。その工場見学をさせてもらって、自社でも取り入れようと独自で動き出してみました。 でも何をやったらいいか全然わかっておらず、一応担当者を付けてやって観ましたが、経営陣も分かってないので、社員はもっとわからず、単なる清掃活動で終わっていました。

そこで、スマイルさんがやってた講習を、担当者と一緒に受けさせてもらったときに「あ、全然違うな」と。 コンサル来てもらって、ちゃんと3Sの基礎を学んでからだなということで依頼しました。

スマイルシステムサポートに依頼された時、何を期待して3S・5S活動のコンサルティングを依頼されたんですか?

目的は社員教育だというのが第一にあり、「まさに3S活動はそういう効果があります」というお話だったので依頼しました。

外部の私たちがコンサルティングに入って3S活動を導入した当初の社員さんの反応はどうでしたか?

社員は「一体何が始まるんやろう?」という感じでした。
3S活動をコンサルを入れて始めるにあたり、新たに担当者を作ったんですが、「現状の職場で特に問題はないのに、何を改善することがあるんやろう」という感じで、なかなか返事がもらえませんでした。 しかし「自分の成長にも繋がるし、絶対いい活動だから」「やってあかんかったらあかんで、とりあえずやってみよう」とで説得して、新しいリーダーになってもらいました。

3S活動を1年間続けられて社員さんに変化はありましたか?

普段、業務の会議だけでは、なかなか意見は出ないんですけが、この3Sの会議は、みんながフラットにしゃべれる内容なので、普段意見できない人も意見できるようになりました。 また、積極的に改善に対して意識を持つようになってきました。

作業効率に変化はありましたか?

まず要らないモノを徹底して処分して、長時間使わなかったモノや重複してるモノを無くしたことで、スペースに余裕ができ、有効活用も出来てきました。 その次に、誰が見てもどこに何があるか分かるようにしたことで、探す時間がなくなり、無駄に時間をかけないという効率の改善にもなりました。 そして、清掃によって綺麗な職場に変わっていったと実感しています。

売り上げに変化はありましたか?

売り上げに直接繋がってはいませんが、無駄をなくすことで経費節減になったり、効率をよくすることで、生産性が上がる。快適な職場になることで、社員が気持ちよく働ける。そういったことが利益アップに繋がると感じてます。

今年で3年目になる3S活動ですが、1年目と2年目とでは、変化がありましたか?

1年目はただ毎月の研修を受けて…という受け身な感じはありました。 2年目からは3ヶ月に1回の研修になり、自主的に運営をやっていったので、リーダー筆頭に全体的に3Sに対して自主性が上がってきたように思います。

高産さんにとって、今後も3S活動は必要ですか?

そうですね。 これはもう、半永久的に続けていく活動かなと思っています。

3Sをやって一番良かったことは何ですか?

以前は、人によってはゴミが落ちていても気づかなかったり、気づいていても気にならなかったような人が、ゴミを拾い出したこと。 そして、現状で満足をしてた人に「良くしていきたい」という改善意識が出てきて、次々アイデアが生まれるなど、そういう気づく力がどんどん付いてきました。 それが組織を成長させて、「気づく集団」になってきている。 それが一番の成果です。

スマイルシステムサポートのコンサルティングを受けて良かったことは何ですか?

一番大きな違いは、最初の社員全員へのヒアリング。一人ひとりの意見を聞いて、想いを引き出してもらえたのが、3Sを進めるうえで良かったことやと思いますね。 ヒアリングなしに活動だけ進めてしまうと、誰かが人ごとのような感じにもなり兼ねない。一人ずつ説明して頂くことで理解も深まるし、「意見も出していいんや」という気持ちにもなってくれる。
まずヒアリングによって会社の状況を把握して、会社に合ったプランでやってもらえる。 それがないと一辺倒な講義になってしまい「ここの会社では効果あるけど、ここの会社では効果なかった」みたいなこともあると思います。 ヒアリングを通して、この会社に合うオリジナルのメニューで講義をやって頂けるのが、他にない強みかなと思います。

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