
スマイル式3Sプログラムとは
スマイルシステムサポートの3S研修は、社員の「自ら考えて行動する力」を引き出すことに特化したプログラムで、弊社が自信を持ってお届けする主力研修です。
2021年よりオンラインによる研修も対応しております。
社内コミュニケーションを活性化して、会社のビジョンに向けて社員が一致団結できるように活動をサポートしていきます。
スマイル式3Sプログラムだからできる6つの特徴
1.「自主性を引き出す」ことに特化したノウハウ
3S活動は企業が社員の自主性を育てるのに最も適したツールです。
会社の本来の業務と違い、3S活動は失敗してもリスクが小さいため、社員が挑戦しやすいというメリットがあります。仮に整理整頓で失敗しても大きな損害はありません。社員はたくさん挑戦することで、成功体験を重ね、また失敗を学ぶことができます。
スマイル式3Sプログラムは、この特性を最大限に活用し、社員の自主性を育てることに特化した研修ノウハウを蓄積しています。
3S活動はトップダウンで定着させることも可能です。またそういった会社様もいらっしゃいます。しかしトップダウンで行ってしまうと、いつまでたっても「指示がなくては行動しない」という受動的スタンスは改善されません。
今後AI化、IOT化が進んでいく中で企業が必要とするのは、与えられた指示通りに動く人材ではなく、自ら考えて仕事を生み出していく人材ではないでしょうか?
スマイル式3Sは完全なボトムアップ方式を採用し、社員が自主的に動き出すように導きます。安易に答えは示しません。社員自ら気づき、考え、行動するまで待ちます。そして、社員一人ひとりを観察しながら、時に励まし、時にアドバイスをしながら、自主性を発揮してくれるまで見守ります。
2.一社単体密着型だから浸透が早く確実
3S研修には、数社合同で各社代表の3Sリーダーや、一部の社員のみが受けるグループコンサルがよくあります。
しかし、代表で取り組む一部社員がノウハウを理解してモチベーションが上がっても、研修を受けていないその他の社員が、そもそも3Sの意義が理解していないことが多く、それだとなかなか活動は浸透しません。
次第に3Sリーダーや代表で取り組む社員の負担が大きくなり、やらされ感が払拭できないまま活動が滞ってしまうこともあり、定着にはとても時間がかかってしまいます。
スマイル式3Sでは「一社単体密着型」コンサルで、原則全社員参加での研修を実施しています。 そのため、全員で3S意義やノウハウをしっかり理解し、全社の活動の進捗現状や、決まったルールなどを全員で把握しながら進むため、とても浸透がスムーズです。リーダーの負担も大変軽くなります。
また一社単体ですので、社員一人ひとりと密に関わり、社員のモチベーションや、活動の進み具合を見ながら、御社のペースに合わせてカリキュラムを構成することが可能です。それによって、より着実に3Sを定着させることができます。
3.低ハードルで社員が受け入れやすい
経営者様の多くは、3S活動コンサルを取り入れるのは「ハードルが高い」と感じておられます。これは「うちの社員に取り組めるだろうか?」「社員のモチベーションが続くだろうか?」という不安があるためです。
スマイル式3Sプログラムは、他社コンサルさんよりもハードルをぐっと下げ、社員さんにとってやさしく、取り組みやすくすることにこだわっています。
当プログラムは、1クール15回で月に一度訪問し、3S活動の基礎からお伝えしていきます。研修では毎回具体的で取り組みやすい「宿題」を出します。
これらを一つひとつクリアしていくことで、社員さんは知らず知らずのうちにステップアップしながら、3Sを学んでいくことができます。 また、活動の進み具合や、社員のモチベーションを観察しながらペースを調整していきますので、無理なく活動を続けられます。
4.隠れた問題を見つけ出す個人面談
3S活動開始の前に、まず社員全員と個別面談を行います。一人ひとりにこれから始まる活動についてご説明いたしますので、「何をやらされるの?」という社員さんの不安を和らげ、活動や私たちへの不信感を取り払うことができます。皆さんに警戒心なく、納得してもらった状態で活動を始めて頂けます。
また、面談では、3Sのこと以外に、社員考える会社の問題点や、会社への愚痴、不満、言いたかったけど言えなかった意見や、秘めた想などを聞き出します。
これによって、内部からは見えにくい会社の弱点や改善点、これまで知らなかった社員の意外な一面や、新たな可能性を知るきっかけにもなります。 そして、普段言えなかった想いや不満を吐き出すことができるので、ガス抜き効果も発揮します。
そこで見えてきた会社の問題点を、 3S活動の中で協力しながら解決していけるように、私たちが御社の風土に合ったオリジナルメニューで研修を展開していきます。
5.社内コミュニケーションの活性
当プログラムは、グループワーク・討論を主体とした研修となっております。この討論は部署の垣根を越えた小グループで行います。
普段あまり交流のない他部署の社員同士で話し合いを重ねることで、少しずつ社内のコミュニケーションが自然になり、部署間での報告・連絡・相談がスムーズになってきます。
業務の前後工程のコミュニケーションの活性は、トラブル回避や、業務効率化にも重要な役割を果たします。
また、社員が意見を言えない原因には、「発言することに慣れていない」ということが挙げられます。3Sによってその機会を増やすことで、社員の発言数は徐々に増え、会社全体が意見を言える風土に変わってきます。
6.PDCAが自然に身に付く研修体系
スマイル式3Sメソッドは、毎月、部署ごとに活動の目標・計画を立て、一ヶ月で実行していただきます。
そして翌月、活動の進捗状況を報告していただきます。これによってしっかり振り返り確認・反省することができます。
その後研修内で話し合い、改善策を考え再び計画を立てて、翌月までに実行する、というサイクルで進んでいきます。
これを15ヶ月間繰り返すことで、自然な形でPDCAサイクルを身に着けて頂くことができます。
また、毎月の活動報告は、全社で活動の進捗状況を把握し、アイデアを共有したり、お互いに刺激し合ったりと、切磋琢磨しながら活気ある活動にしていくことができます。
スマイル式3Sプログラムの年間カリキュラム
※こちらを参考に、御社に合わせたオリジナルプランを作成します。
ステップ | 項目 | 内容 | 目的・効果 |
---|---|---|---|
初回 | ヒアリング (社員個人面談) | 1人15分間で全社員と個別面談 | 社員一人ひとりに「これから何を行うのか?」や「活動の意義」などを伝え、不信感を払しょくします。また社員が感じている会社の問題点や不満を聞き出し、御社の隠れた問題を炙り出します。社員は不満を吐き出すことができるので、ガス抜きとしての効果もあります。 |
2ヶ月目 | 現状分析 | 「4M分析」という手法を用いて、自社の3Sの現状を分析していただきます。 | 自社を客観的に見ることで、「自社の問題点」と「社員同士の考え方の違い」に気づくことがで、活動の動機付けになります。 |
3ヶ月目 | 整理の講座 | 整理の意味や、やり方のコツを学んでいただきます。 | 整理の手法から、3Sの基本原則である「ルールを決めて、守ること」の重要性を理解していただきます。 |
4ヶ月目 | ビジネスマナー講座 | 基本的なビジネスマナーを学び、自社のビジネスマナーのルールも考えていきます。 | 暗黙の社内ルールが多いことに気づき、それが原因で起こる問題や、非効率な点を見つけることができます。 |
5~7ヶ月目 | 整頓の講座 | 3ステップで整頓のやり方を学んでいただきます。 | 整頓の意味や手法を学び、取り組むことで、自分たちの業務のムダに少しずつ気づけるようになってきます。また改善が進むにつれ、3Sの効果を実感し始めます。 |
8ヶ月目 | リーダーシップ研修 (リーダー・ 役職者のみの参加) | リーダーの役割、リーダーに必要なスキルなどを学ぶ講座です。 | リーダーとしての自分の役割が明確になり、目標を立てられます。以降は、それらを3S活動を通して実践していくことができます。 |
9~10ヶ月目 | 清掃の講座 | 清掃の意味や、継続のコツを学んでいただきます。 | 清掃のルールや仕組みを作ることを通して、プロジェクトを継続させるコツや、習慣化のコツについて学んでいただけます。 |
11ヶ月目 | パソコン講座 | 社員のスキルや目的に合わせたパソコンの講座を作成します。 | 社員のパソコンスキルの底上げや、パソコンによる業務改善のきっかけに利用していただけます。基本的にはエクセル・ワード・パワーポイントなどのソフトを利用します。 |
12ヶ月目 | PDCA講座 | 基礎講座の復習とPDCAについて学びます。 | PDCAで重要な、反省と、分析して改善につなげることについて重点的に学び、PDCAを回し、プロジェクトを成功させるコツを学んでいただけます。 |
13ヶ月目 | 話し合い手法講座 | KPT法という手法を使い、これまでの3S活動を振り返ります。 | 1年間の活動を振り返ることにより、自分たちの成果を確認すると共に、新たな問題点や改善点を発見し、今後の活動へのモチベーションを高めることができます。 |
14ヶ月目 | 生産効率を考える レゴワーク | レゴブロックを使い、生産効率を学んでいただきます。 | チームで協力し「いかに早く効率的に完成させるか?」に知恵を絞って、それを実践していくことで、「生産効率の可能性」に気づき、目標設定や、チームワークの大切さを学べます。 |
15ヶ月目 | 年間まとめ (プレゼン大会) | これまでの3S活動を振り返り、その成果を各部署ごとに15分間でプレゼンテーションします。 | プレゼンテーションを通して、伝えることの難しさを体験し、学んでいただけます。また、活動の成果を改めてアピールし合うことで、お互いに刺激を与え合い、次年度の活動に繋げます。 |
毎月の講座の主な流れ(所要時間3時間)
※ご要望により2時間に短縮することも可能ですが、その分、宿題として部署での話し合いは増えます)
内容 | 詳細 | 所要時間 |
---|---|---|
活動報告 | 各部署ごとに、1ヶ月間の活動や宿題への取り組みの結果報告を発表していただきます。 | 30分 |
講座 | 3Sの基礎的なことから、月ごとにステップアップしていく内容です。ワークや話し合いが中心で、皆さまに考えていただきながら進めていきます。 | 30分 |
社内ウォッチング | 全員で社内点検を行います。自部署だけでなく他の部署も点検することで、客観的な意見やアイデアをもらいながら、全員で「会社全体をどう改善していくか」という視点で考え、今後の計画に生かしていきます。 | 1時間 |
ミーティング① | 社内ウォッチングで、どんな「気づき」があったか、グループで共有、発表し、次の改善につなげます。 | 20分 |
ミーティング② | 次回までに、どのような改善活動を行うか?担当者は誰か?いつ実行するか?などを話し合い、すぐに行動に移せるように1ヶ月間の計画を立てます。 | 30分 |
発表 | 話し合いで決まった活動計画を各部署のリーダーから発表していただきます。 | 10分 |
スマイル式3Sプログラムの価格
人数 | 価格(税込) |
15名以下 | 55,000円 |
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16名以上40名以下 | 55,000円(15名)+2200円/1人 |
41名以上 | ※要相談 |